口臭の原因1:食べかす

食べかすは口内細菌の栄養源になってしまいます。

人は食事などをすると、必ず食べかすが口の中に残ります。この食べかすをきれいに除去するために歯磨きをします。

もし歯磨きをしなかったり磨き方が足りない場合は、この食べかすはどうなるのでしょうか!?

この食べかすは口内にいる細菌のエサになり、その細菌たちが食べかすを分解・発酵する時にガスが発生(メチルメルカプタンという悪臭の成分)します。これが口臭の原因になります。

『食べかすをしっかり取り除き、
    メチルカプタンを発生させないことが大切です!』

また口内の細菌により歯垢(プラーク)を作り出します。この歯垢1gの中には1億個の細菌が入っていると言われています。 つまり口臭の原因になる細菌を多く育ててしまう場所になるため、この歯垢は一刻も早く除去しなければならないのですが、そのままにしておくことが多く、いずれ「歯石」になってしまいます。

「歯石」は 普通の歯磨きではとることができないため、定期的に歯科医院に行き、除去してもらうことになります。

以上のように食べかすは口臭の原因になってしまうのですが、歯磨きだけでは完璧にとることが難しいということを考えると、何か他の手立てを考えることが必要かも知れません。

普段気にせず食べているものによる口臭

にんにくやねぎのようなにおいの強いものを食べた後、口臭が強くなることはよく知られています。

でもあなたが普段あまり気にせず食べている食物にも口臭に影響するものがあることをご存知でしたか?

  • 柔らかい食べ物(ファーストフードなど)
  • 口内の唾液の分泌量が少なくなると細菌が増殖しやすくなります。 唾液の分泌量は噛むことが多いと多量に分泌されますが、あまり噛まないでいると少なくなります。 つまりファーストフードやスナックなどのほとんど噛む必要がない食べ物を食べていると口内の唾液の分泌量が減ってしまい、 それにより細菌が増殖してしまい、それが原因で口臭をきつくしてしまうガスを発生させてしまうのです。 また柔らかいものばかり食べていると、歯に食べかすが付着しやすくなってしまいますので、その辺をよく理解していることが大切です。 普段からよく噛む習慣をつけていると、栄養の吸収にも役立ちますが、口臭対策にも役立つと言えます。

  • コーヒー
  • コーヒーをたくさん飲みすぎると口内が酸化してしまい、結果細菌が増えやすい環境になり、 唾液の分泌量も減少してしまいます。 唾液には口内の細菌を分解する力があります。 コーヒーを飲みすぎると唾液の分泌量が減り、細菌を増やす結果になり、これが口臭の原因になります。

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