食べ物をよく噛んで食べる

よく噛むことで“ドライマウス”を防ぐ

食べ物をよく噛んで食べるということと口臭予防とは一見無関係のようですが、非常に深い関係があります。
実は、良く噛むことが口臭の予防に繋がるのです。

よく噛むと唾液の分泌を活発にしてくれるので、口臭の大きな原因とも言われている「ドライマウス」を防いでくれるのです。
ドライマウスというのは、唾液の分泌量が足りておらず、口の中が渇いてしまっている状態のことです。

唾液は本来、口の粘膜を保護し、口の中を洗い流し、雑菌が増殖するのを防ぐ働きを持っているのです。
唾液には口臭の元となる汚れや細菌を洗い流してくれる自浄作用があり、口臭だけでなく、歯周病予防、虫歯予防にも効果的があるわけです。
また、さらによく噛むことで、歯周組織を鍛えることができ歯周病予防に繋がる上、満腹中枢が刺激されて、食べすぎを防いでくれます。

早食いなどをすると噛む回数が減ってきてしまうので、自然と唾液の分泌量も減ってきます。
唾液の分泌量が少ないと、口の中が渇き、細菌が増殖しやすくなり口臭が発生してしまうのです。

強い臭いの食べ物を食べた時の口臭や病気による口臭とは違いますね。

柔らかい食べ物

日本などの発展国の人たちは、好んで柔らかい物を食べる傾向にあるそうです。
ですが、発展途上国などでは、柔らかい物を食べる機会が少ないため、歯周病や虫歯になる人が少ないと言われています。

確かに柔らかい食べ物は食べやすい上、美味しい物が多いですが、柔らかい食べ物だけでなく、固い食べ物も食べるように心がけ、普段の食生活でもよく噛んで食べる習慣を身につけることが大切なようです。

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