水分を意識的にとる

口臭とドライマウスの意外な関係

口臭と深く関わっていると言われるのがドライマウス。
通常、人の唾液腺からは1日に1.5〜2リットルもの唾液が分泌されていますが、なんらかの異常で唾液が少なくなることをドライマウスと言います。
唾液には殺菌作用があるため、健康な口の中ではウイルスやバクテリアは増殖しにくいのですが、ドライマウスだと菌が大繁殖し口臭の原因となるのです。

ドライマウスの症状はさまざまですが、

  • 口が渇く
  • 味覚がわかりにくい
  • 水分の少ない食べ物(パンやビスケットなど)が飲み込みにくい
  • しゃべりにくい
  • 虫歯になりやすい
  • 歯周病になりやすい

など、口臭以外にも多くの症状が起こります。

ドライマウスを防ぐにはどうしたら良いのか?

人は加齢によってだんだんと唾液の分泌量が減少していきます。唾液が減少すると口の中が粘つき、のどの渇きを覚えます。
こんな時はしっかり水分をとることが大切です。食事のときはもちろん、食事以外でも水分を意識的にとり口の中を潤し、サラサラの唾液を保つことが大切です。

ただし、コーヒーやジュースは口中を酸性にするため、口臭が強くなる場合があります。口中を中性に保つ水や、臭いを抑える効果のある緑茶での水分補給をおすすめします。
まずは、起床時にコップ1杯の水かお茶を飲みましょう。
この1杯の水分が寝ぼけた体を目覚めさせ、朝食をしっかり食べられるようになります。

食事の摂取は、唾液の分泌を促すため、ドライマウスの予防に非常に効果があるのです。

意識して水分を摂ることが口臭予防につながります!

ページのトップへ戻る
Copyright(C) 知っておきたい!口臭の原因と口臭対策情報 All Rights Reserved.